△浜松市初生町100 「まなびの広場」小中学生の勉強、将棋と大人も含めユーモアを教えます。一時間1,000円。youtube、https://www.youtube.com/channel/UCR7yI7iJRJ6rNBWI9wCeHQg

将棋名言

三浦弘行 「初めのころの自分はレベルが低すぎた。A級は一手一手の精度が高く、ミスが許されない。そういう厳しい相手にもまれているうちに、少しずつ実力が上がってきたと思う。」 『毎日新聞12月20日より』

大山康晴 高段棋士は、技術の差はまずないといっていい。差が出るのは、新しい技術を創り出す熱意があるかどうか、にかかっている。 
・勝負を職業としていて、いつも調子がいいということはあり得ない。そうした初歩的なことも知らないで、どうして勝ち抜き、高い勝率をあげていくことができるであろうか。
・人間の性格というのは、鍛えれば鍛えるほど強くたくましくなるものである。
・名人が指すのも初段が指すのも同じように見える。同じように見えて、その内蔵するものは大きく異なっている。同じ型に組み上げるにしても、その道行きでの考え方はちがう。その考え方のちがいが、実は、棋力の相違というものである。
・プロは決まり切った指し手のときでも、もっといい手はないかと欲張って考える。『勝負のこころ』

升田幸三 おなじ'勝つ'でも、勝てるということの原理をわきまえて勝つのと、ただなんでも勝てばいいというのとは、違います。 『王手』

頭の出来ぐあいなんというのは人間、そう違ったものがあるわけじゃない。いくらいいからって、脳ミソが人の倍も三倍もあるわけじゃない・・・・・。 その、ちょっとしたことだと思います。  『勝負』
・勝負師は決して、これ一回でおしまいということはやらない。これがダメならこの手、それもいけなっかたらあの手と、二段、三段にかまえて、最悪の場合でも延長戦にもってゆく工夫を心血たらしてやる。 『勝負』

米長邦雄 同じ三時間、将棋の勉強をしていても、強い者はもっと強くなる。強くならなければいけない者は、さらに置いていかれてしまう。

花村元司 どんな場合でも、決戦の場に臨む時は、危惧の心を消さねば勝てるはずはありません。いうなれば「必勝の信念」ということになるでしょう。そのためには、普段に実力をたくわえておくことが大切です。人間というものは、こうした「わかりきったこと」が、なかなか実行できないのです。
 
谷川浩司 本当の強さをわがものにするには、やはりカーナビをうまく使いこなせる力と、道なき道を一人で切り拓いていく力とを、車の両輪のように身につけることが大切だ。両方を使えて、初めて本当の強さになると思う。「四十歳までに何を学び、どう生かすか」

「いい勝負をしよう、いい棋譜を残そうという気持ちが、歴史に残る大勝負を生む。私は、勝負にこだわりすぎて将棋の原点の心と、楽しむ気持ちを失ったんです。気持ちを入れ替えると、楽しい将棋が戻ってきました。そして、結果もついてくるようになったんです」 『プロ論』Being編集部編

勝っても、それで自信過剰になり、努力を怠れば勝ったことがマイナスになる。負けたとしても、その敗因を冷静に判断し、次につなげるべく努力していけば負けたことがプラスになる。

羽生善治 報われないかもしれないところで、同じ情熱・気力・モチベーションをもって継続してやるのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。『決断力』
・熱中して勉強していたら、いつの間にか五時間たっていた、といった勉強の仕方が、ベストな勉強法だろうと思います。
・努力し続ける力が直感力を引き出す。 『人間力』

渡辺明 「誰かに言われて勉強するのでは長続きしません。放っておいて勉強しないのならば、将棋への思いがその程度だったということ。」「頭脳勝負」

割り切って最初からダメそうな手を捨ててしまえば、正しい手に20分、30分と時間を投資して、そのぶん正解と思われる手を一手でも深く読める。
「ボナンザvs勝負脳」
保木邦仁 常に「勝つ」ためには、その指し手はプロ棋士の常識をも覆さなければならない。「ボナンザvs勝負脳」

そうした過去の棋譜データをベースにして、いかにそこに自分なりのアレンジを加えるかが重要になってくる。

自分にとって有意義なデータを見極め、それを有効活用しなくてはならない。

どんなに後悔しても、過ぎ去った時間は元には戻らない。だとすれば、後悔は時間の無駄でしかない。
 もちろんミスは、事前の準備によって極力避けるべきだ。しかし、将棋においても、日常生活においても、ミスを犯したときに、次にどう行動するかで、その人の真価が問われるのである。 「勝負心」渡辺明

瀬川晶司 「努力は裏切らない」という言葉があるけれど、これは真実だ。ただし「長い目で見ると」という一言が言葉の裏に潜んでいることを知っておかねばならない」 『後手という生き方』

木村義雄 将棋というものは、たとえ何百手何千手考えていても、盤上に現れる手はただの一手である。 『勝負の世界』

ひらめきやセンスも大切ですが、苦しまないで努力を続けられるということが、何より大事な才能だと思います。羽生善治

勝ち負けにとらわれず、どうすればベストをつくせるかという気持ちで盤に向かったほうが内容のいい将棋が指せている。『勝負のこころ』大山康晴

ビジネスや会社経営でも同じだろうが、一回でも実践してみると、頭の中だけで考えていたことの何倍も「学び」がある。理解度が深まることで、頭の中が整理され、アイデアが浮かびやすくなる。新しい道も開けてくるだろう。『決断力』羽生善治

 将棋の上達法としては、昔から色々なことが言われています。
 いわく定跡の研究と応用、いわく実戦による錬磨、いわく詰め将棋の研究などで、どれも大切な上達法です。
 然し、私は色々な手筋を習い、覚えて、それを実戦に応用するように心がけることが、上達の早道と思っています。 『攻防手筋集』大山康晴

技術が精妙であるか拙劣であるかによって戦いは決するのである。『勝負の世界』木村義雄

将棋というものは、第一手から終局の手まで、糸でつながるようにつながっている。将棋とは別の言い方をすれば、思考線の連続である。それは、将棋が精密な理論で組み立てられていることを証明する。『勝負のこころ』大山康晴

・アイデアを思い浮かべる。
・それがうまくいくか細かく調べる。
・実戦で実行する。
・検証、反省する。 羽生善治

谷川浩司(プロ棋士:「負けました」といって頭を下げるのが正しい投了の仕方。辛い瞬間です。でも「負けました」とはっきり言える人はプロでも強くなる。これをいい加減にしている人は上に行けません

RT @say_la 三流は人の話を聞かない。二流は人の話を聞く。一流は人の話を聞いて実行する。超一流は人の話を聞いて工夫する。 (羽生善治棋士)

人よりぬきん出ようと思えば、自分の手を読むだけでは不十分である。相手の手のうちを「一手先」読むだけの力、技術があって、はじめて勝つことができる。 『勝負のこころ』大山康晴

・おのおのちがった性能の駒をどう組み合わせるか。組み合わせのうまい人が将棋が上手ということになる。
・プロは、過去のデーターを並べるだけでは満足せず、データーの組み合わせをどうするか、過去にない新しい手があるのではないか、と絶えず考えつづけるのである。絶えず、未知の世界に向かって勇敢に挑戦する。そこに、技術の進歩が約束されている。『勝負の心』大山康晴
将棋のある局面で、経験的に知り得た手は無数にある。それは、たとえてみれば貯金の残高である。その貯金を引き出して将棋を指していたのでは、たちまち通帳はからっぽになってしまうだろう。
 ある局面で、三つとか五つとか、パッと手がひらめく。それらは、過去の知識以外の手である。その新しい手を使って将棋を指して、さらに貯金を増やすようにする。『勝負の心』大山康晴
つまり、情報をいくら分類、整理しても、どこが問題かをしっかりとらえないと正しく分析できない。さらにいうなら、山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには、「選ぶ」より「いかに捨てるか」のほうが重要なのである。 羽生善治

だから、強くなるコツは、頭に浮かんだ手を、いかにうまく整理して切り捨てるかということにある。無駄なものを切り捨て、大事なものを残す。その残し方が大切である。『勝負のこころ』大山康晴

・思い浮かべている局面の九割は、自分が悪くなる局面です。

・「三手くらい、プロなら読むのは簡単ではないか」といっても、実際は難しいのです。最も大事なのが、二手目の相手の指す手をどう読むかなのですが、ここで相手の立場に立ってベストの手を選択する。つまり自分にとって一番不利な手を考えることが、困難だからです。

・その結果がうまくいくかどうかではなく、「うまくいかないとしても納得できるか」というところに重きを置いています。
「結果を出し続けるために」 羽生善治

米長戦の後で「米長先生はレベルの高い環境で将棋を指しているので強くなって当然です」堀口一史座

金井恒太少年が研修会から奨励会に上がる条件が一勝一敗の時金井少年が「でも、飛車落ちと角落ちなんです」と言った後、私「それを勝った人がプロになる」

森内俊之 「覆す力」
持って生まれた才能は変えることができないしまた、やみくもな努力も効率が悪い。自分の特徴に気づき、適切な努力をすることこそが、これまでの自分を変えるための最良の方法なのではないのだろうか。

奨励会時代も若手のプロ棋士時代も、そして最近も、スランプのような時期はあった。だが、振り返ってみると、それは力を蓄えるための"インプット"の時期であり、必ず後でそれを放出する"アウトプット"の時期が来る。インプットの時間が長ければ長いほど、後で来るアウトプットは爆発的になる。

島研ノート 心の鍛え方
ただ自分では実践できなかったが、これからの子どもたちや若者たちには「王道」の歩き方を是非参考にしてほしいと思う。

理解する安心感から、理解できない段階に入ると人間は不安を生じる。不安が生じると、円滑に学習は進まず結果や読み筋にも支障が生じてくる。わからないことに耐える力、ある局面で数分どころかわからないことを数日間、あるいは数カ月考え続けて、自分の中で熟成させるのも、熟達には大事な時間となる。

準備の重要性

問題意識と疑問

体調がよくない時、疲れている時にあえて難しい局面に取り組むのも、実際的な練習といえる。

「ベスト負け」が明日をつくる。

自分に向いた練習を粘り強く続ける。これがすべてといえる。

成功するために努力する、というのは結果を前提とした思想なのかもしれないと思う時がある。勉強は好きだから自然に続けられるものであって見返りを求めての勉強はそれがかなわなければいとも簡単に挫折する。



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将棋界の棟梁である名人である以上、何とかして将棋界の(戦後)復興を図らねばならぬ責任があった。このとき私の脳裏に甦ったのは関東大震災当時のことである。あの災害を蒙った直後には、将棋界もこれで当分オジャン、復興などは思いもよらぬものだと思っていたものだが、あにはからんや将棋界は大震災を契機として一大発展を遂げた。新聞社は競って将棋を掲載するようになり、大衆はこれを歓迎した。この事実は、人間は苦しい時代になればなるほど、何かの慰安を切実に欲するものであることを裏書きするもので、その記憶は私を力づけてくれた。『勝負の世界』木村義雄










・・・「勝負のこころ」は堀口一史座七段 伊藤大悟君、高見泰地君などに読んでもらっています。お薦めの一冊です。

スポーツ名言 http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e2103104.html

将棋動画解説
https://www.youtube.com/playlist?list=PLH9A-9vP2YawmWgz6SYnnL3cS7U5fY3nB

頭脳を鍛える名言集 http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e1371418.html



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この記事へのコメント
トラックバックありがとうございます。

ここに集められた名言、
本当に素晴らしく、棋士の私も目が覚める思いです。
Posted by ちゅう太 at 2008年02月10日 21:43
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