スポーツ名言
自由時間の際には、なるべく団体行動をとらないように選手たちには言った。人に合わせたり自分たちの狭い世界に閉じこもるのではなく、自分の意思で自分のやりたいことを決め、外の世界に積極的に出ていく。細かいことではあるが、そうした経験の積み重ねが人間を精神的に豊かにする。 フィリップ・トルシエ
若い選手は異口同音にふたことめには「楽しくやりたい」と言う。それはいい。だが、野球がうまくなるためには単純作業の反復練習が欠かせないし、思いどおりにならない状況のなかで苦悩し、もがき苦しむことも絶対に必要だ。『巨人軍論』野村克也
偉大な人間は反復の大切さを知り、単純作業にも気持ちをこめる。 中田英寿
スポーツは、まさに人生そのものだ。努力した分だけ、自分に返ってくる。僕は「努力の天才」になりたいと思っている。 『夢はかなう』イアン・ソープ
僕は野球の天才ではありません。でも、努力できることが才能なら、僕にはその才能はあると思います。イチロー
素質の中でいちばん大切なのは、努力を続けられる素質、工夫を続けられる素質です。荻村伊智朗
意識したことを表現するためには時間がかかることもあるが、意識することで、行動が変わってくる。 『察知力』中村俊輔
物を書く訓練とか、人の話を文書にまとめる訓練を徹底して竹田さんはやるのです。 『勝つ、スポーツサイエンス』田中誠一
ほかの人と比較するんじゃないよ。比較しちゃ絶対に駄目だよ。いつでも、自分がいまよりも強くなることだけを考えなさい。 『君ならできる』小出義雄
自分の苦しみは1時間とちょっと。福島の人たちの苦しみとは比較にならないです。 柏原 竜二 (福島県出身)
キライなことをやれといわれてやれる能力は、後でかならず生きてきます。 イチロー
ヨーロッパで育った選手はもちろん、南米やアフリカで生まれた選手たちも、子どものころから、激しい競争を勝ち抜いてきたという経験を持っている。だからこそ、彼らの向上心は貪欲でパワフルだ。 『察知力』中村俊輔
大事なのは、自分ができるかぎりのベストを尽くしたかどうかであり、それができたなら、あなたは自分に勝ったと言える。 『夢はかなう』イアン・ソープ
野球はなかなか成功しない、失敗ばかりのスポーツだから、うまく行った時にとても大きな喜びを感じる。 宮本慎也
・大事なのは常に未来を察知して、自分に何が足りなくて、何が必要なのか、危機を察知して準備すること。周囲の空気を読む、察知する力の重要性ということだ。
・細かいことを感じるか、感じないか、考えるか、考えないかで、人の成長は違ってくる。何も考えずにサッカーをやっていても巧くはならない。そして、海外のサッカーをたくさん見たとしても巧くはならない。同じ映像を見ながら、なにを察知し、感じ、自分のものにするかということが大事だと思う。
・「考える」というのを通り越して、「悩んでいる」と周りから見えるほど、サッカーに没頭していた。でも悩む作業が自分を伸ばすことを知っていたから、不安はなかった。
結果、いくつも"引き出し"を増やすことができた。 『察知力』中村俊輔
足が遅いからシンキングスピードは速くなり、ヒザをケガしたからこそ、ケアを徹底して寿命が延びた。『夢の中まで左足』名波浩
戦術や戦法はどんなに斬新であっても相手から研究され、同じことをやられてしまえば、アドバンテージは失われてしまう。勝ちつづけるには、それをベースにさらに新しいものを加え、磨いていかなければならない。川上さんは、ベローナビーチキャンプで導入したドジャースの戦法は、毎年のように新しい戦術やスタイルをつけ加えていった。『巨人軍論』野村克也
ケニアやエチオピア、ポルトガル、ルーマニアなど、素質のある国柄の人と同じトレーニングをしていたら勝てるわけがない。日本人は筋力的にも劣るし、能力的にも劣る。勝つためにはどうしたらいいのか。それには練習量を増やしたり、いい食事を工夫したりしなければダメなのだ。 『君ならできる』小出義雄
よく練習で「素振り、1000本」をやらされますよね。でも、そんなことをやるより、バッティングのうまい人が練習するのをじっと見てたほうが、よほどためになりますよ。 古田敦也
人間には自分の思うようにならないことがふたつあるという。ひとつは「人間はひとりでは生きていけない」ということ。もうひとつは「自分の思うようになることはほとんどない」ということだ。自分の思うようにしたい。ところが現実はなかなか思うようにならない。そこに理想と現実のギャップが出てくるわけだが、だからこそ努力が必要である。自分の思うようにするために努力していく。その先にあるのが理想であり、夢であり、希望であり、願望である。『野村ノート』野村克也
私のような年老いた者は、すべてに完璧を求めようとする。しかしながら、それは無理なことだと、私自身も分かっている。けれども、目標とはそういうものなのだ。『日本人よ』イヴィチャ・オシム
目標がその日その日を支配する。 松坂大輔の高校時代の座右の銘
・「ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたい、と言うよりなる。世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。だから、今、ぼくはガンバッている。今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。」(本田圭佑 小学校卒業文集)
夢を実現するためには、ずっとその願望を持ちつづけていなければならない。私はもう四十年以上も持ちつづけているのだ。 『君ならできる』小出義雄
夢をつかむというのは、一気にはできません。ちいさなことをつみかさねることで、いつの日か、信じられないような力を出せるようになっていきます。 イチロー
「成績は出ているから今の自分でいい」という評価を自分でしてしまっていたら、今の自分はありません。 イチロー
一流になりたかったら、一流の人たちがいるところに行けばいい。 須藤元気 『トップランナーの言葉』
プログラムを提示してそのプログラムを実施した結果、気持ちや体力がどのような変化をしたかということを、必ずフィードバックさせてデータの中に保存します。 『勝つ、スポーツサイエンス』田中誠一
「これでいい」と思えるものを見つける。たしかに、その瞬間は「いまは、これでいい」って思うんです。でも、一週間後には、また変わってくる。「これでいい」と思っていたものが「いい」とは思えなくなってくる。それで、今度は「もっと、いい」ものをまた探し求めなくてはならない。この繰り返しなんですよね。でも、この探し求める、ということが面白いし。これが、野球を続けられるモチベーションなんですよね。『英雄の哲学』イチロー×矢沢永吉
いろいろな人のアドバイスも、最初から「いらない」というのではなくて、人から「こうやってみたらどう」と言われたら、とりあえずはやってみて、よかったら採用、駄目だったら不採用と、自分の中で選べばいい。どんなアドバイスでも、人にとってはよくても僕には通用しなかったということはありますから、とりあえず何でも試してみて、自分に合わないものは捨てればいいと思うんですよ。ですから、あんまりこだわりはもたずに、最初の間口はできるだけ広くとって、いろんなものを吸収していけばいい。 古田敦也
為末 大 @daijapan 選手は時々今の動きは良かったと直感的に悟る。ビデオがなく、タイムをとっていなくても、その動きが理想に近づく事を感じている。理屈はとても重要だけれど、前人未到の領域では前例がなく、そういう時に僕は美意識がコンパスの役割を果たしているような気がする。
偶然を必然に近づけるのは、そこに顔を出す回数ですよ。 中山雅史
挑戦すれば、成功もあれば失敗もあります。でも挑戦せずして成功はありません。何度も言いますが挑戦しないことには始まらないのです。 野茂英雄
多くの人が「私にはそんなことはできない」「それは難しい」と言うが、やってみてもいないのになぜそうと言えるのだろう。試してもいないのだから、当然それはできないだろう。簡単なことだったら誰でもやっている。難しければ難しいほど、痛みが伴うなら伴うほど、犠牲が大きければ大きいほど、それをやり遂げたあとの喜びは大きくなる。困難を乗り越えて得たものの価値は、それだけ高まるのだ。『セレソン』 ドゥンガ
未来に活かすことができれば、どんな失敗でも「成功」だ。 『察知力』中村俊輔
太い幹を持つ樹の根は、しっかりと土のなかに広がっているもの。そういう樹は成長するのに時間がかかったとしても、将来的にはたくさんの果実を育むだろうし、どんな障害にも打ち勝つ力が備わっている。 『察知力』中村俊輔
チャンスは一度しかない。だから私は常に準備している。 『セレソン』ドゥンガ
自分がまったく予想していない球が来たときに、どう対応するか。それが大事です。試合では、打ちたい球は来ない。好きな球を待っていては終わってしまいます。 イチロー
身体の向きを少し変えるだけで、プレーは変わってくる。視野が広がり、次のプレーの選択肢も増える。僕の動きに相手が反応するから、プレー前の動きが違えば、相手の対応も変わってくる。ボールを当てる足の角度とか、視線の置き方とか、本当にちょっとしたことで、いろんなことが違う展開となる。だからこそ考えることはたくさんある。右にパスを出すふりをしながら、相手が右サイドの選手に食らいつくのを確認して、左に出すとか。僕がおとりになって走ることで、フリーの味方選手が生まれてくるとか・・・・・。残念ながらすべてを説明することはできない。 『察知力』中村俊輔
練習時間が少ないということなんですが、これが決定的に不利かというと、必ずしもそうではないというふうに私は感じています。例えば仕事が忙しいときに、もう少し時間があればなあと思うことはあるんですけど、トータルで考えますと、短い時間に集中して効率よく練習できるのは、時間の制限があったから身についたことだと思っています。 川内優輝
ビジネスでは独立したり、社長になったりすることがあるにもかかわらず陸上ではいつまでも監督や指導者に頼り切っているところがあるように思います。陸上ではそれが常識なのです。そうした陸上の常識はある人にとってはいいけれど、すべての人にとっていいわけではないと実感していますし、自分自身そうした常識を、少しずつこわしていかなければならないと思っています。
川内優輝
守るだけではチャンスなんて来る訳がない。攻撃がなければ相手はどんなに楽にできるだろうか。
・・・ジェフユナイテッド市原千葉ホームページより。オシム
・日本人選手に責任感がないとは言えない。しかし、問題はその責任感に自分で限界を作ってしまうことだ、というのが私の印象である。つまり、誰も限界以上のことはやろうとはしないのだ。これこれが自分のノルマだと考え、そのノルマを満たしただけで、他のことは他の誰かが引き受ければいいと考えている。
・また、コンビネーションは情報のようなものである。情報が余りに多かったら、それらすべてを忘れてしまうこともある。二つの良い情報、つまり、二つの良いコンビネーションを持って、それだけをプレーした方が良い時もある。 『日本人よ』イヴィチャ・オシム
・大切なのは、たとえ少年たちが失敗しても、それを温かく見守ることであり、よい選手の試みを制約してはならない。むしろ失敗を繰り返してこそ成長していくものなのだ。
結果を出すことが重要なのは分かる。たしかに、結果はチームのまとまりを強固にする基本的な要素だ。しかし、結果を出すのは、いいゲームを通してでなければならない。
・成功への欲望だけで頭がいっぱいの首脳陣は、本当の勝利という正しい考え方が「失敗する自由から生まれる」という発想を捨て去ってしまっている。 『ザッケローニの哲学』アルベルト・ザッケローニ
・・・ザッケローニはサッカーが生活の一部の街で生まれた。サッカーが好きで好きでたまらないことが言葉の端々にうかがえる。
「野村ノート」を読むとどうして日本が野球で世界一になれたか分かるような気になります。野球少年には貸して読ませています。
「将棋名言」
http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e999112.html
「シェイクスピア ユーモア名言」
http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e2096101.html
「頭脳を鍛える名言集」
http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e1371418.html
成功の鍵は闘志と緻密!!