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「ザッケローニの哲学」アルベルト・ザッケローニ

 ザッケローニはサッカーが生活の一部になっている街で生まれた。子供の頃からサッカーになじみ、本当に好きで好きでたまらないことが言葉の端々にうかがわれる。けがのためにサッカー選手の生命をたたれ、家族のペンションを手伝ったり、十年間、保険の外交員をしながら、サッカーの監督をした。最初は子供から始め、セリエC2から、セリエB、理不尽にも上のクラスの監督になるための講習を受けられない時機を経て、ついにセリエAの監督になった。そこで優勝経験のある監督が日本によく来てくれたものだ。
日本での経験を語った本も後で書いてほしいと思う。
 ザッケローニの感覚ではサッカーは生活の一部だ。スタジアムには、書店、会議室、スポーツ図書館などをつけて毎日通える場所にすべきだと語っている。生活・文化・一体で物事を見ている。
 ・大切なのは、たとえ少年たちが失敗しても、それを温かく見守ることであり、よい選手の試みを制約してはならない。むしろ失敗を繰り返してこそ成長していくものなのだ。
 結果を出すことが重要なのは分かる。たしかに、結果はチームのまとまりを強固にする基本的な要素だ。しかし、結果を出すのは、いいゲームを通してでなければならない。
 ・成功への欲望だけで頭がいっぱいの首脳陣は、本当の勝利という正しい考え方が「失敗する自由から生まれる」という発想を捨て去ってしまっている。

・・・チャレンジすること、失敗をする経験を積むことが大切で、すぐにできることは実は危険なことでもあるのだ。





「スポーツ名言」 http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e2103104.html



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