ユーモア、川柳、名言

政治家のツリの言葉は無視すべき

　ピン芸人の大会R-1の覇者、中山功太さんがツイッターで大喜利のお題を募集していたので、「AKB48は何の略?」というのを送った。それに功太さんは、答えてくれた。が、AKBの一部のファンが抗議を始め炎上し、掲示板「2ちゃんねる」で議論が白熱してしまった。少なくても数万人、おそらく数十万人の知るところとなった。話題のネタがそろうとみんなが注目をする。人をツル話題が潜んでいると多くの人がツられてしまう。
　芸能関係者も会社の人も人の注目を集めるのに腐心する。芸能界に近い政治家はツリの言葉で注目を集めようとする。「今回の震災は天罰だ」とか、「関西電力への節電には協力しない」などと言う。本気で言ったら馬鹿だが、ネガティブなイメージがつくことよりも、衆人の注目を浴びることをねらいとしたものだ。普通のことを言ったらマスコミは無視する。私はスポーツ選手が「負けたら切腹する」と言うのは許す。けれども、震災や復興対応をネタにして、マスコミに出ることを狙い実際成功してしまうのは許してはいけないと考える。マスメディアはツリの問題発言は無視してほしい。政治家は言葉でなく、政策の実行力で目立つもの。