AI時代にどんな教育をすべきか?

tacchan

2019年06月09日 21:07

AIの時代にどんな教育をすべきか?

 私が将棋をするのは、将棋は結果がすぐ出る、だから、将棋で勝てれば頭のよさが分かると考えたからだ。論理性、創造性、問題解決力、先を読む力など思考力を究明するのに持って来いの頭脳のF1と将棋は言える。
 ところが、将棋は複雑で多岐に渡る変化がある。たくさんの労力がいる。そういう考え方では将棋は勝てない。将棋に勝つためには、魅力に気づき熱中しなければならない。結局熱意がなければ努力ができない。努力できることが才能ならばその原動力となるのは、魅力や面白さに気づき面白がれることだ。最大の才能は面白がれることだ。
 だから、面白いこと、魅力に気づかせ、心に火をつけることが大切なのだ。大切なことを面白く教えることが求められているのだ。

 私は以前、「将棋ソフトに勝ったら百万円」というイベントに参加した。もちろん、負けたけれども、その時のソフトの手は配置の絵的な美しさと順番の美しさが調和され、将棋の神様と戦っているような気分になった。私は、こんな完璧なものを自分の手でつくってみたいと思うようになった。

 人間はなんのために生きるのか? どうすれば実り豊かな人生を送れるのだろうか? 教育や社会もそうした視点で語られなければならない。面白いこと、魅力的なものに囲まれて自分もその社会の一部となるのだ。感動創出社会をみんなでつくるのだ。みんなが実り豊かな人生のために協力し合うのだ。世の中の笑いや感動や魅力を分析してそれらのつくり方をみんなで考えるのだ。人生を実り豊かにするのために、笑い、感動、芸術を用いるのだ。
 私は、ユーモアについて研究し、その原理は意外な納得と考えている。意外な納得を出す方法を分類してきた。また、テクニックも磨いていてる。
ユーモアのパターン、笑いの本質
http://www.yomucafe.gentosha-book.com/contribution-40/
 また、感動についてもいろいろな事例を収集してきた。

感動創出社会
https://note.mu/murakitatsuo/n/nd6bcf53362a2


 人生を実り豊かにするために、笑い、感動、芸術を身につけ用いていく。そのためには、思考力も大切である。課題やテーマを設定して、問題解決するためにアイデアを出したり、話し合ったりして、創造的な人生を送らなければならない。
 私は将棋思考法を10万文字以上にまとめた。そのエッセンスは日常の問題解決に役立つに違いない。

「将棋思考法」
https://note.mu/murakitatsuo/n/nc81652396b75
A4 102ページ1000円

教授法
https://tensaimuraki.hamazo.tv/e8426842.html


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