△浜松市初生町100 「まなびの広場」小中学生の勉強、将棋と大人も含めユーモアを教えます。一時間1,000円。youtube、https://www.youtube.com/channel/UCR7yI7iJRJ6rNBWI9wCeHQg

センスについて センスを磨くには

 私はセンスには二つのパターンがあると思っている。粘り強さの根性と美的で合理的なセンスだ。羽生二冠の名言訳の「センス」を「sense of rational art」とした。(グーグル検索ではこの文字列は自分のサイトだけヒットした。) サッカーのゴールシーンで考えてみると、成功のパターンは①泥臭いゴールと②美しいゴールがある。成功の要素として「あきらめない」ことと「美的合理的ひらめき」が大切だ。
 将棋をやっていて勝負にこだわるとカラい手を指すことになる。結果を出すには粘り強いあきらめの悪い手を指すのがいい。ただ、勝負にこだわりすぎると進歩はそこで止まってしまう。美しい合理的な手を導き出す頭脳がいる。「センスのいい手」が必要だ。アマ強豪の小泉卓也さんと将棋を指したら、次の一手問題集に載っているようなきれいな決め手を何回も出されて短手数で勝負が終わってしまった。あまりのきれいな手順に負けて笑えてきてしまった。何かセンスの違いを感じてしまった。
 数学などで図形を見るセンスがある。これは、補助線が見つけられる能力などがいる。小さい頃に、図形遊び、折り紙、工作などにのめりこんだ人は、計算が苦手でも図形は得意となるのではないか?
 英語の発音にもセンスがある。これは耳のよさと特徴をとらえるモノマネのセンスがいる。美空ひばりさんのジャズはネイティブスピーカーのようだ。カタカナでルビをふって歌を覚えたとは思えない。英語の発音ではリズムと強弱が重要だ。時間を訊く時「掘ったイモいじるな」と言うと「What time is it now?」と聞こえるというねたがあるが、細かい事よりも「太鼓の達人」のようにリズムを重視するのだ。耳がいいと発音もまねできるようになる。RとL、 BとV、などの違いは舌の位置の載っている図を参考に発音してみるとよい。
 英語で話す時は英語で考えるのがよいが、日本語から訳す時は、細かい事を大胆に無視して要旨を伝えるようにする。細かい事を気にしないほうがうまくいく。一字一句訳そうとしたら短時間では不可能だ。
 センスを磨くためには、いろいろな体験をしておくことが大切だ。特に手本を見て良質な体験をするといい。思考のセンスを磨くには良質なものを深く知る必要がある。
 良質な名言を図解化すると深い理解に達する。









池田洋介傑作選(大喜利)
http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e2867445.html


 



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