△浜松市初生町100 「まなびの広場」小中学生の勉強、将棋と大人も含めユーモアを教えます。一時間1,000円。youtube、https://www.youtube.com/channel/UCR7yI7iJRJ6rNBWI9wCeHQg

将棋東日本大会に参加して

 6/10.6/11私は、日本将棋連盟支部対抗戦団体戦に参加した。東日本は、被災地でない県のほうがはるかに少ない。どこの県もなんらかの影響はある。なんと声をかけたらいいか分からなかったし実際声をかけることはできない。ただ、茨城県の代表の小木ポール君は本籍が浜松にある知り合いだったので少し話をした。茨城もやはり揺れは大きかった。ポール君によれば、子どもを学校に送るのも考えたほうがいいとのこと、放射能の影響は大きい。ポール君は、今度のアマ竜王戦では、神奈川県代表に代わる。「放射能を避けたのか」と聞いたがそうではないらしい。竜王戦では川上岳男君も埼玉県代表になった。二人が勝ち残って対戦することを願っている。
 浜松支部のメンバーを紹介する。団体浜松支部代表の阿部君は、高校の団体戦の静岡県代表で福島の郡山に行く。少しおびえているようだ。神戸さんは、日本将棋連盟の公認将棋指導員として子どもたちに教えている。私の「将棋普及強くなるために」 http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e2823672.htmlを教えた。 
 指導対局では金井恒太五段に教わった。彼が小中学生の頃、御徒町の将棋道場で対局して以来の再会だ。彼が研修会から奨励会に上がる条件が一勝一敗。「でも手合いは飛車落ちと角落ちなんです」とぼやいていた。金井少年に私は「それを勝った人がプロになる」と言うと金井少年は「そうですね」と明るい声で答えた。そうして、金井君は奨励会に上がり、プロになった。懇親会でこの時のことを聞くと金井五段は「覚えていますとも」と答えた。
 懇親会で、佐藤紳哉六段のあいさつが面白かった。私はユーモアを研究していることを佐藤六段に伝えに行った。「何パターンくらいあるんですか」「百二十くらいです」「何かひとつネタを教えてください」「そうですね、じゃ、今日電車の中で考えたやつを」

「日本の食事で人気があるもので「う」から始まるものは?」
「ヒント?」
「「ん」で終わる」
「ウラン」
「うどんだろ、お前は原子炉か」

・・・このネタ金井恒太五段と佐藤紳哉六段にやってもらった。

「ユーモアのパターンを川柳で」
http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e2842509.html

 上田初美女王は、御徒町の道場で上田女王が小学生の頃に対局した。私の名前は覚えてくれていたようだった。小学生の頃の将棋は分かりやすく鋭かった。さらなる活躍を願っている。
 大会の結果は予選突破本戦一回戦敗退だった。感想としては、レベルの高い将棋を日ごろから指さなければいけないということだ。勝てばいいと雑になっていると、強い相手には通用しない。序盤の細かさ、読みの正確さ、終盤の決め方、常に最善を尽くす訓練を日ごろからくせにしないといけない。勝ち負けの結果以上にレベルの高さを保つことが長い目で見た時の成果があがるだろう。緻密な論理や豊かな発想力を将棋で養い、なんらかの復興へつながればいいと願っている。

金井恒太四段「Once in a blue moon」http://www.youtube.com/watch?v=wKIu7uaGHdo

将棋解説動画
https://www.youtube.com/playlist?list=PLH9A-9vP2YawmWgz6SYnnL3cS7U5fY3nB

将棋思考法



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