ユーモアを身につけるメリットを考えたい。
①楽しい時間を過ごせる。
②心にゆとりが生まれる。
③発想力、表現力などの能力が身につく。
①楽しい時間を過ごせる。
毎日が惰性の積み重ねになると充実感が失われていく。 普通の日常が魅力的な時間に生まれ変わる。日常を面白くする。
②心にゆとりが生まれる。
「こうあらねばいけない」ととらわれると切羽詰まり、泥沼から逃げられなくなる。視点や発想がかわることでゆとりある見方ができるようになる。
③発想力、表現力などの能力が身につく。
面白い発想、会話やスピーチ、文章での表現力が身につけば、人を動かすこともできる。私のユーモアのパターンでは、「意外な納得」を原理としている。「頭山」「不思議の国のアリス」「崖の上のポニョ」などは「不思議で意外」だが、これは話の馬鹿馬鹿しさや意外さを重視している。
「意外な納得」のために、①分析、②想像、③パターンに当てはめることが求められる。これらのネタを覚えておいて適宜披露する場合と瞬間的に切り返す場合があり、この二つを組み合わせる。
①分析には、Ⅰ現状把握、Ⅱ解釈がある。Ⅰ気づくための観察力とⅡ評価や見方、感想がある。
②想像には、ⅠシミュレーションとⅡうそがある。「あればいい」「ありえない」ことを具体化するのだ。
③パターン変換には、Ⅰ表現とⅡ論理がある。
「ユーモアのパターンを川柳で」
http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e2842509.html
ユーモアに必要な能力は意外な納得を作る柔軟性だが、分析力、想像力、表現力、論理力を養えばいい。観察力を養うのには、着眼点をチェックリストにして意識化していればいい。評価を意外にするためには、常識的見方を意識しそれをずらしてみて、その結果納得できるものにすればいい。想像力は、○○の立場で考えてみたり、「あればいい」「ありえない」ことを考えることで養える。表現力はパターンを知り、実際にそのパターンを使ってみることで養える。大喜利のようにみんなでアイデアを出すと一人ではたどりつけない表現を作成することができる。論理力は、ユーモアの場合は鋭いけれどもずれているのがいい。まったくのでたらめだと、言いがかりになるけれども、筋が通りすぎてもいけない。うまそうだがうまくいかない発想をするのだ。